あるHSS型HSP女性の人生

自分の気質を知らず子供の頃から生きづらかった日々を綴ります。

なぜHSP女児は花火を見て泣いたのか?


先日、花火大会に久しぶりに行ってみた。
HSPは人混みに疲れやすいので、
どうしようか迷ったのだが、
美しい花火を直に見られる機会も貴重なので、
思い切って足を運んだ。

人出は多かったものの、
ウキウキした人たちの気持ちが伝わってきて、
やはり来て良かったと思った。

最初の打ち上がる音がして
夜空に次々と大きな花火があがると、
同時に子供の泣き声が聞こえてきた。

あぁ、そういえば、小さい頃は
大きな花火の音に怯えて泣いていたな。
私は思い出した。

大人になっても、間近で見る花火の音は
ドーンとお腹の底に響くのだから、
小さな身体ではますます音が響くのを感じて
怖かった。

そして、感じていたのは、
花火が散った時の「火の粉の先」。

実は、大人になった今でも、
頭上に大きな花火が開いた瞬間、
その先の「火の粉の行き先」を想像して
ちょっと怖くなる。
だけど、花火がすぐ目の前に迫っているようで、
実際はもっと距離がある、
と頭ではわかっているから、
少し怖さを感じながらも、
花火の美しさを楽しんでいられる。

子供の頃は、
自分の気質や色んな知識を知らずに
色んな恐れに翻弄されたことが
本当に多かった。
「他の子は誰も泣いてなくて、
 みんな楽しんでいるのに」
そう言われて、
自分だけが反応が違うのがおかしいんだ、
と思っていた。
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