あるHSS型HSP女性の人生

自分の気質を知らず子供の頃から生きづらかった日々を綴ります。

母の寂しさを察知して泣く女の子

前回の記事に
幼い頃、母から言われた言葉を書いたけれども、
そんな日々ばかりではなかった。
(↓前回記事はこちら)
hazuki-hsshsp.hatenablog.com

幼稚園であった出来事を(もちろん鉄棒の一件以外だが)
帰宅して母にひととおりおしゃべりしたりした。
母が夕飯の支度に忙しい隣で
ベラベラと話し続けて、
母は相槌打つのが大変だったらしい。
母の忙しさは残念ながら感じ取れなかったらしい…

幼稚園に通い始めた頃、
登園して母が私に小さく手を振りながら
去っていくのを見送る時、
母の表情にちょっと寂しさを感じ取り、
悲しくなってしまって大声で泣き出してしまった。
のちに母が、幼稚園生になりたての頃は、
幼稚園に預けた後に買い物などで
手を引く私がいないことに
少し寂しさを感じたりしていた、
と話してくれて、
幼い頃の私が感じたのは勘違いではなかったと思った。

ただ、母親としては、
娘が泣き出したからといって
連れ帰る訳にもいかず、
先生に「大丈夫ですから、お母さん行って下さい」
と言われたことにホッとしたらしい。

真面目にテキパキと日々の家事をこなしていた母は、
時々苛々が募って、怒りが大爆発して、
ずっと怒っている時もあった。

だけど、一生懸命自分を育ててくれる母のことが
私は好きだった。
だから、母に嫌な顔させたくなかった。
何事も一生懸命やり、
時々辛さに耐えかねるように泣き出す母を
悲しませたくなかった。

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